三年前に表参道のバストアップサロンに通院していた私はエステティシャンの資格をとりました。持っていると、この先女性一人でも生きていけるだろう、と考えたからです。私には結婚願望はないので、自分一人で働いて生活をしていきたいのです。そのために資格を手にしました。その後リンパマッサージの資格も取りました。
今は事務員として働いています。でもそのうちきっと、エステ店で働く日を夢見ているのです。疎なのにこのあたりにはエステ店はありません。県内にはないのです。一つもないのです。
だから仕方なく、あてもなく事務員として働いているのです。生活するためには働かないといけません。でもそれもそろそろ限界なのです。
このままでは年をとっていきます。若いうちにエステティシャンとなって働きたいのです。この力を発揮したいのです。だから気が付いたら行動していました。私は県外のエステ店の面接を片っ端から受けていたのです。通えなければ一人暮らしをしてでも、エステティシャンになりたいのです。そのために行動をしていました。